早期退職によるストレス減少と血圧

血圧は安定(2012.2.13)

 春が近づいてきたのでしょうか。血圧も下がってきました。今日は128/76と、高血圧患者とは思えない低さです。この後また冷え込みが強くなれば上がることもあるのだと思いますが、この時期にこのくらい低いと気分的にも楽です。

 腹8分目の食事、室内での運動、ストレスのほとんどない生活が原因かなと思っています。なんだかんだ言ってもストレスという精神的要素は大きいです。

 ストレスがたまる → 何をやってもうまく行かないように思える → やる気が出ない → 運動しない → 暴飲暴食 → 体調悪化 → 体調が心配でますます落ち込む → ストレスがたまる、という悪循環ですね。

 この悪循環を意識できれば断ち切れるのですが、仕事や家庭内でさまざまな問題が積み上がると、知らず知らずのうちにこの悪循環に陥っています。

 友人や家族から、「そりゃお前ちょっと考えすぎだよ」というようなことを言われたとき、はっと気がつけばいいのですが、落ち込んでいるときに限って「いや、そんなことはない。俺は一生懸命やっているのに○○が・・・」とつい愚痴を言ってしまいます。

 まあそれでも愚痴を聞いてくれる友人や家族がいる内はまだ救われます。これが独身者で、独り身の生活だとたまらないですね。

 言いたいことを言える相手がいるというのは幸せです。私は妻を失ったあとの1年間、失意の底にあるのに仕事だけはやたら押しつけられ、忙しい思いをしている内に、徐々に自律神経失調症の症状を示し始めたように思います。

 幸いにも仕事仲間の中に、私の愚痴を聞いてくれる人がいたことや、私の健康状態を気遣ってくれる人がいたので、なんとか精神的に持ちこたえましたが、結局早期退職という道を選ばざるを得ませんでした。

 しかし退職をして、4月からの気持ちの開放感は素晴らしかったです。もちろん経済的な不安は様々ありましたが、もともと病弱な身なので、もしかしたら早期退職もあり得ると準備していたことが幸いしました。

 実際には半年ぐらい前からの行動でしたが、その準備は50代に入ってから行っていました。どんなことかというと、住宅ローンの返済シミュレーションや、貯金額と早期退職した場合の生活費のシミュレーションを少しずつ作っていたことです。

 この辺りの話は、別のホームページである「父子家庭 早期退職者の生活設計」というページでもまとめています。まだ作成途上ですが、病気の関係で早期退職等を考えている人は参考になることがあるかもしれません。



冷え込みと血圧


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