太ももと足先の冷えが血圧上昇のサイン

室温が25度を切った時の血圧対策(2012.9.22)

 ここ数日雨模様が続き、室温もついに25度を切るようになってきました。今現在の室温は22.5度です。ひと頃は朝のこの時点で30度近かったので、本当に涼しくなったなあと感じます。

 と同時に前々回書いたように、血圧上昇が気になってきました。今の所私は上昇の気配はほとんど感じていませんが、その大きな理由は、たぶんストレスがあまりないということだと思います。

 実家の母親の血圧は医者に行って漢方薬をもらったことにより、ひとまず落ち着いたようで、急な冷え込みによる血圧上昇も確かにあったのだと思いますが、それにメンタルな部分が拍車をかけているような気がします。

 これについては、私も同様な精神状態になることがあるのでよく分かります。つまり「今日は何となく体調が悪いなあ」と感じて、「もしかしたら血圧のせいか」と判断して血圧測定

 すると予想通り?血圧が170/90とかになっていたりして、そうなると、「これはいかん、なんとかせねば。もしかしたらもっと上がってしまうかも」と悪い方にばっかり解釈してしまい、その後に今度は肩こりや眩暈を感じたりすると、「やっぱり血圧のせいだ。どうしよう」とますます不安になってしまいます。

 そうやって不安な状態で血圧を測りますから、さらに数値は上昇。なんて言うこともあり、どうもメンタルな部分のコントロールは難しいなと感じます。

 「まあ一時的な上昇だろう」とか「ちょっと運動不足が続いたな」とか「今日は冷え込んだし」と軽く考えれば良いことも多いと思うのですが、家系的な心配性が私にも遺伝しているようです。

 というわけで、上がり始めると不安になるので、まずは気温低下という物理的要因に対処するため、今日は久しぶりに長ズボンに履き替えました。

 これまでの経験からすると、最初に血圧が上がってくる原因となるのは太ももの冷えではないかと思っているからです。若いときは太ももが冷える、なんてことはまったく意識しませんでしたが、ここ数年の経験で、太ももの筋肉の衰えと冷えが直結していることが分かりました。

 気温が下がってくると、体全体が影響を受けるわけですが、その中で特に太い血管が走っている太ももへの影響は大きいように思います。

 太ももの周辺が冷えると、当然内部の血管は収縮します。すると足先への血行が悪くなるので、足先に栄養が行き渡りにくくなります。同時に足先が冷えていると、末端の神経は、もっと血を送れというサインをだすはずです。

 するとそのサインが脳に伝わって、脳から心臓に向かって、さらに血液を強く押し出せという指令が出ます。心臓は忠実にその指示に従い、その結果血圧が上昇、という流れを意識するようになりました。

 というわけで、涼しくなってきたら、先ず太ももと足先の冷えに対してちょっと気を使ってあげるのが、有効な血圧対策になると判断しています。

 具体的には簡単。今までの半ズボンを長ズボンに替え、素足だったものを靴下利用に変えるだけです。



知らないうちに血圧上昇


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