白筋を増やして冷え防止

冷え防止にはダッシュとスクワット(2012.11.18)

 血圧は安定していますが太ももが冷えるなあと感じています。この傾向は7〜8年ぐらい前からでしょうか。年々ひどくなるような気がします。

 若いときはステテコを履いているおじさんを見て、なんかみっともなくて情けないなあと思っていましたが、自分の身になってみると、冷えてしまうので履かずにいられないという現実に気がつきました。

 そこでできればこれを解消したいなと考えて、ウォーキングやサイクリングに励んでいたのですが、改めて今日「男性の太ももの冷え」について、ネットで調べてみたら、筋肉には白筋(はっきん)と赤筋(せっきん)の二種類があって、ウォーキングやサイクリングのような持続的な運動では赤筋しか鍛えられないと書いてあってびっくり。

 要するに基本的には赤筋は持続運動、白筋は瞬発的な運動に向いている筋肉と言うことのようです。

 一方赤筋と白筋の基本的比率はある程度遺伝で決まっているみたいで、やせ形の家系や太り気味の家系があるという事です。

 さらに白筋の多い人は、肥満気味となり糖尿病や高脂血症が起きやすいとも言われているようで、確かに身の回りの人を見ていると、そうゆう傾向があるかもしれないなと思えます。

 しかし私の場合はやせ形で、若い頃は太ももの冷えなんてほとんど感じませんでしたから、やはり年齢と共に白筋が減ったんだろうなあとは思えます。

 そう考えると確かに年齢と共に走ることがなくなり、階段も駆け上がるなんていう機会が減っているように思います。高齢になってこういった運動が辛く感じるようになり、その感覚に甘えていつの間にか瞬発力がなくなってきたと言うことですね。

 ということは、やらないよりはいいものの、持続的なウォーキングやサイクリングだけでは白筋は鍛えられないという結論になり、それを何とかするためにはウォーキングの中にジョギングやダッシュを取り入れたり、サイクリングでも高速で坂道を上るような苦しい運動が必要なのかもしれません。

 要するに太ももを瞬間に使って動くような運動をすると言うことすね。そう思って振り返ってみると、就職した当時は卓球部の顧問として生徒と一緒になってプレイしていた記憶があります。あの頃、白筋が知らず知らずのうちに鍛えられていたのに、その後ほとんどそういった運動をしなくなりましたので、徐々に白筋が衰退したと思われます。

 というわけで、対策ですが、サプリメント等の使用はまったく考えていませんので、これはやはり上に書いたように、ウォーキング中のダッシュ(出来るかどうか不安ですが)や室内でのスクワットが良いみたいですね。

 最近亡くなられた森光子さんもスクワットを続けられていたそうですから、この効果は大きそうです。特にこれからの寒い時期は室内でも出来るので助かります。

 調べてみるとスクワットもきちんとしたやり方がありますね。膝を曲げながら息を吸い、伸ばしながら息を吐くのが基本みたいです。



太ももの筋肉


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