暑さで血管拡張
水不足で血液濃度が濃くなって・・・

蒸し暑い日の血圧は上がるのか下がるのか?(2013.6.18)

 やたら蒸し暑い日が続くようになってきました。気温は30度以下ですが、湿度が大きいためひじょうに蒸し暑く感じられます。湿度が大きいというのは、実際に感じるとおり、空気の中の水蒸気の成分が多いということです。

 人間は汗をかいて体温調節をしていますが、汗をかくことによって、その汗が皮膚表面ににじみ出し、これが空気中に蒸発するとき、体の熱も一緒に奪ってくれるわけです。

 それによって体表の温度をさげているわけですが、空気中に水分が多ければ、皮膚の表面にでた汗も蒸発しにくくなります。汗が蒸発しないと言うことは熱を奪ってくれないということですから、体表面の温度が上昇します。

 その結果体全体の体温のバランスが悪くなり、不快な症状が表れるというのが、梅雨時の蒸し暑さを不快に感じる原因かと思っています。

 ただし不快に感じるだけならまだしも、高齢者の中には熱中症の症状を示す人もいますから、蒸し暑くても適度に水分補給をしないといけないのだと思います。

 一方この蒸し暑さで血圧はどうなるのか?今日は午前中いつもの診療所に行ってきました。駐車場に車を停めようとすると、やけに車が多いのでびっくり。

 待合室にも相当な人数の人が待っていました。様子を見ていると、どうやら急に蒸し暑くなってきて体調不良を感じたり、風邪をひいたりしている人が多いようでした。

 番号を呼ばれて医師に血圧を測ってもらうと138/88。いつもよりちょっと高いです。だいたい気温が高いと血管が拡張するので血圧は下がるときが多いのですが、余りに暑かったり不快だったりすると、汗を出す機能が働き、体液の濃度が増し、血圧が上がってしまうこともあります。

 今日の場合は蒸し暑いなと思いつつ、もしかしたらちょっと水分不足だったかなと思えます。また昨晩は寝苦しかったため若干睡眠時間が不足していることも影響したように思います。

 いつもの降圧剤ディオバンと痛風の治療薬ザイロリックをもらって帰ってきましたが、帰宅後早速水分補給。先日柏崎に行ったとき帰り道で天然水を汲んできました。

 谷川SAではなく、小千谷に近いところにある「諏訪清水」という銘水です。あまり有名ではありませんが、首都圏から気軽に訪れて美味しい水が汲める場所として重宝しています。

 場所は小国町。水汲み場から30mぐらいのところに10台ぐらいの駐車スペースがあります。地元の方優先の水みたいですが、空いていれば観光客も自由に汲んで構わないようです。水は流れっぱなしです。

 谷川の水より柔らかい感じがします。20Lのポリタンクに入れて、今は味噌汁、ご飯のとぎ汁、焼酎の水割り用、飲料水に使っています。冷やして飲むだけでものすごくおいしいです。



コーヒーと血圧


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