木造家屋は気温差を減らす工夫が必要

冬場のヒートショック対策にプチプチを利用(2013.12.18)

 今日は朝から天気がはっきりせず、昼頃から雨が降り始めました。今は雨もかなり強くなり、この後、雪に変わる可能性があるそうです。

 それに伴ってかどうかは分かりませんが、だいぶ冷え込んできました。雨戸を閉め、カーテンを閉め、ファンヒーターで温めていますが、それでもいつもより温まり方が鈍いようです。

 もう少し寒くなってから、保温と暖房費の節約を兼ねて、開け閉めをしない窓には、梱包用のプチプチのシートを貼り付ける予定でしたが、今日の雰囲気では、この後その作業をしないといけないようです。

 我が家は一軒家で、自分の好き勝手に部屋をいじったり模様替えをしたりすることが出来ますが、冬場の防寒度はマンションに較べるとかなり劣っているようで、暖房を消すとすぐに冷えてきます。

 とくにマンションと違って困るのは、深夜にトイレに起きたときの寒さと風呂上がりの寒さです。暖かいベッドやバスタブの中から出るのは、冬場はかなり勇気が入ります。

 しかも、寒さを感じれば、当然毛細血管は収縮しますから、血圧も一気に上昇します。

 風呂に入る前は、暖かい部屋。脱衣場は寒い。バスタブ内は暖かい。体を洗うときは寒い。再びバスタブに入って温まり、最後に脱衣場でまた寒さを感じます。

 若いときは、多少の寒さもなんのそので、寒けりゃ寒いなりに「寒い寒い」と良いながら風呂に入っていましたが、体に変調を感じることはありませんでした。

 それが55歳を過ぎる頃から徐々に脱衣場や洗面上での寒さが身に応えるようになり、血圧も上がっていそうだなと感じるようになりました。

 当然ながらバスタブに入ったり出たりする度に血圧は大きく変動しているはずで、こういった負担の事を建設業界や暖房メーカーは「ヒートショック」と呼んでいるそうです。

 このヒートショックが生じる温度差ですが、こういった業界では5度ぐらいを目安にしているようです。ということは、暖房を20度に設定している場合は、脱衣場の温度は15度ぐらいにしておかないと、血圧の変動が激しくなると言うことです。

 我が家の場合は、節約も兼ねてファンヒーターは18度設定ですが、脱衣場は明らかに10度以下です。しょうがないので、風呂に入るときは、ファンヒーターの熱風を脱衣場の方にも向けて、温めるようにしていますが、やはりそれだけでは限界があります。

 というわけで、冒頭のプチプチの出番になるわけですが、昨年、一昨年と実際にやってみた感じでは、見栄えは良くありませんが、保温効果はかなり増します。

 特にガラス窓は、その下部に手をかざすとガラス面に沿って冷気が降りてくるのがよく分かります。足元が冷える理由が良く分かります。



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