体が一ヶ月先を先取り?

突然の血圧低下のその後(2015.2.15)

 前ページに書いた異常な?血圧低下ですが、その後も何回か経験しています。ただし下が65という数字まで下がることはなく、70程度で収まっていますので、徐々に落ち着いてきたのかなと思っています。

 ただ一応不安に思っていたので、数日前の月1回の診療所通いの折り、医師に「急に血圧が下がることがあるんですけど・・・」と聞いてみました。

 すると「心臓の心音は特に異常はありません。時期的なものや精神的なものだと思います」ということでした。確かに暖かいバンコクから帰ってきて、疲れはとれたとは思っていますが、潜在的な疲れがあり、そこに寒さが加わり、時に急に3月の陽気になるという天気がありましたので、そういった影響を受けているのかなと思えます。

 では精神的に何か落ち込むとか、悩むということがあったかというと、こちらは思い当たることがまったくありません。むしろ毎日忙しい思いをしながらも、充実した生活だなと感じていますので、問題なさそうです。

 一方、私はアトピーと喘息もちなので時々感じるのですが、自分が意識するよりも早く、体のほうが反応してしまうということがあるようです。

 例えば花粉症なんかは、ここ数日ようやくテレビでも取り上げられるようになりましたが、このブログに書いたように、私は1月中旬にすでにその症状(軽いものですが)を感じ始めていました。

 つまり体のほうが一ヶ月ぐらい早く季節を感じているということで、その意味では今回の血圧低下も、体のほうが3月上中旬の春の兆しを感じ始めたということなのかなとも思えます。

 すでに猫の額ほどの小さな庭には、毎年出てくるチューリップが顔を出しています。朝日が昇る時間も確実に早くなり、夕方もずいぶん明るくなったなと感じています。

 そういった気配を、体の奥底に眠っている動物的な本能が感じていると考えると、なんとなく納得できます。

 もう1点。これは個人的な推測ですが、あるブロガーさんの影響を受けて、以前がんばって練習していたフルートを、最近再び練習し始めました。

 フルートは大量の息を使う楽器です。つまり腹式呼吸と深呼吸を同時に行わないとだめだということですが、もしかしたら、この呼吸によって大量の酸素が肺に供給されるようになり、全身に酸素が良く循環するようになったことで老廃物が減り、血圧が下がったのか何てことも考えています。

 もちろん楽器を演奏すること自体もリラックス効果があるのですが、自分の音を聞いていると、まだ情けない音しか出てこないので、あまりリラックスはできません。(笑)



塩分摂取量基準


高血圧(2)の目次へ


表紙に戻る