エアコンの温度設定が原因?

猛暑なのに血圧が上がってしまう原因(2015.8.1)

 とんでもない暑さの猛暑日が連続しているので、普段元気な人でもいささかぐったりしているのではないでしょうか?

 私は家庭菜園で動き回ったり、ハワイやバンコクで炎天下の中動き回ることも多かったので、暑さには強いと思っていましたが、さすがにここにきて朝起きると「体がだるいな」と感じることが増えています。

 そう感じる原因は、夜も暑いためエアコンをつけて寝ているのですが、これで眠りが浅くなっているためだと思っています。実際少し涼しくなる明け方3時ぐらいに、ふと気が付いたときはエアコンを切って、窓を網戸にして寝るのですが、自然の騒音の下では眠りも深くなります。

 ただ窓を開けたときは、太陽の光も朝4時過ぎからガンガン入ってくるので、これを感じると目が覚めてしまいます。しょうがないので、窓を開けるときは旅行用にアイマスクを着用しています。

 そうやって何とか睡眠時間を確保するものの、朝は6時前後に目が覚めてしまい、やはり睡眠不足を感じます。そこで午前中はあまりエアコンを使わないのですが、昼が近づいたころエアコンを使いだし、昼食後に1時間前後昼寝。これで何とか寝不足の帳尻を合わせている感じです。

 一方熱中症対策として、ポカリスエットをよく飲むようになりました。それやこれやで何とか体力を維持。明日からさわやかな?ハワイに行く予定なので、この猛暑を脱出できるなとちょっとほっとしています。

 それはそれとして60代の私がこんな状況ですから、80代の母親はさらに辛そう。昨日家庭菜園のトマトを持って様子を見に行ったら、暑いのに血圧が高くて困っていると言います。

 通常暑い時は血圧は下がるというのが通説で、実際ネットの中を探しても、猛暑時に血圧が上がったという症状は見当たりません。

 どうしてだろうと思いつつ、今日は一緒にかかりつけの診療所に行ってきましたが、その際いろいろ聞いてみると、ポカリスエットのような水分はちゃんと摂っているとのことでますます原因不明。

 ネットでは水の飲みすぎはかえって血圧が上がるという記述もありましたが、高齢者の場合飲みすぎるほど飲めないと思いますので、これは除外。

 以前は食事の塩分量ではないか(食べ物にやたら醤油を使います)と疑い、そのアドバイスをしたところ、それ以後少し気を付けるようになり、今は塩分も避けていると言います。

 というわけで、私なりに考えた結論。まずエアコンの温度設定がちょっと低い。26℃設定だそうですが、トイレに行くときの気温差が大きく、これが体の負担になっているという考え。(我が家は28℃です)

 もう1点。腰が痛いので、椅子に座っていることが多いのですが、足元の気温が低くなり、上半身の気温が高くなっている可能性。これによって体表面の温度差が激しくなり、足の冷たさを感知した脳が血圧を上げているのではと考えました。

 どちらが正しのかは不明ですが、とりあえず温度設定を少し上げて、扇風機を活用し、身体全体の温度を均一にするようにアドバイスしました。



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