薬に関する悩みが多いようです

高血圧患者の代表的な悩みは4点(2015.9.3)

 ネットで健康関連のニュースを検索していたら、「高血圧患者の悩み」というページが出てきました。私自身すでに降圧剤を飲み始めて20年以上経過しています。

 飲み始めるきっかけは仕事上のストレスで、過飲、過食を繰り返し、血液のさまざまな数値が悪化、体重も増加し、あるとき体調不良を感じて医者に行ったら、あっという間に高血圧患者にされてしまい、そのまま降圧剤の服用を続けています。

 もし最初の診療をしてくれた医者が、私の生活環境についてきちんと問いただし、「まずはストレスを解消し、暴飲暴食を慎み、それによって血圧がどう変化するか観察しましょう」と言ってくれれば、少なくともこんなに長期間服用を続けることにはならなかったような気がします。

 私自身、そのころはまだ高血圧患者としての意識に乏しく、高血圧解消方法もよく分かっていなかったので、医者の言葉をそのまま信じて服用を続けたことに対して、若干の悔いが残っています。

 というわけで、その後も何回か服薬をやめて様子を見たことがありますが、当然ながら薬の効果が切れる3日後ぐらいから血圧はじわじわ上昇。(するような恐怖感がありました)

 といっても、上昇しても150/95ぐらいでしたから、今考えると、食生活を改善し、運動を増やせば、その後薬ナシで徐々に血圧は下がったのではないかという気もします。

 ともあれ、服薬を始めて20年以上。幸いなことに朝1回飲むだけでの薬(今はバルサルタン)なので、一ヶ月に1回ぐらい服薬を忘れることがあるものの、その程度ならそれほど大きな影響はなさそうです。

 というわけで記事の内容ですが、悩みの第一は、「服用回数の増加、服用量の増加」そしてそれに伴う「飲み忘れの増加」です。私自身特に気にしているのは旅行。もし薬を忘れたら旅先でどうすべきなんだろうと心配になります。

 次が将来への不安だそうで、要するに「いつまで続けるのか」ということです。その裏側には、薬なんか飲みたくない、という強い欲求があるのだと思います。

 三つ目が費用。私の場合は一ヶ月に1回2000円強を支払っていますが、以前は3000円近い額でした。年金暮らしになると、この数千円という金額の重さが違ってきます。

 そして最後が治療効果。本当に効いているんだろうかという疑問。しかしこれは私の過去の経験で、薬をやめるとじわじわ上がってくることは間違いなさそうなので、効いていることは確かです。

 ただしその降圧剤が自分の体に合っているかどうかは別で、これは医師の力量や、患者自身の自分の体調管理によるところが大きいような気がしています。



運動不足解消


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