ビールの糖質を意識

サッポロのプラチナクリアが良さそう(2016.7.26)

 今日の毎日新聞朝刊2面に「がん大国白書」という記事が出ていて、受動喫煙対策の遅れが指摘されています。ここに喫煙率のグラフが出ているのですが、2003年に男性は48%ぐらいあったのですが、2014年現在32%ぐらいに減っています。

 3人に一人が喫煙者ということです。一方女性は2003年に11%ぐらいだったものが2014年現在9%ぐらいで、ほとんど減っていません。

 嗜好品としてのタバコという事を考えると、10人に一人くらいはどうしても吸いたい人がいるという事なのだと思います。ただ問題は記事でも指摘されていますが、男性は2010年に32%ぐらいに減少したのに、そこから先は変化なしとなっているということです。

 つまり禁煙、嫌煙、受動喫煙、医療費高騰等の問題が指摘されているのに、ここ5年ぐらいは喫煙者が全く減っていないという事になります。

 記事ではこの原因についても指摘されていますが、どうやらたばこ産業の発展や財政収支の確保が政府側の意図としてあるようで、ある意味意図的にたばこ被害を増やし、医療費を増加させて経済発展に寄与させていると勘繰ることもできます。

 一方で医療費の増加を言いながら、もう片方でその原因を取り去る努力をほとんどしていないということで、これは医療不信ではなく政治への不信にもつながるような気もします。

 そんな中、アメリカでは加糖飲料に課税、という動きが広がっているようです。要するに肥満や糖尿病等への対策だと思われますが、これが1リットルあたり50円ぐらい。日本も見習うべきだと思うのですがどうでしょうか?

 実はこの春に一時的な血圧上昇に悩まされた私は、アルコールの節酒に努めています。理由はビールに含まれる糖分の数値を改めて確認して、その多さに驚いたからです。

 ほとんどのビールは糖質が4g程度と書かれているのですが、その横に小さく100g当たりと書かれていることを発見しびっくり。つまりこれまでよく飲んでいた500mLのビールには、糖質が20gも入っているという事です。

 夏の暑い時期にはこれを2本飲むことも多かったので、食事以外になんと40gの糖質を摂取していたことになります。血液検査をして、コレステロール値が高いなといつも思っていたのですが、これまでは体質だろうとおもっていました。

 しかしこの糖質の数値から考えるとコレステロールが高くなるのは当たり前という気もしてきました。(ただし糖質制限をしたらコレステロール値が上がったという記述もネットに出ています)

 いずれにしても1日に食事以外にビールから20〜40gも糖質を取っていたら体によくないのは明白だろうと思うようになり、最近はサッポロのプラチナクリアという350mLの発泡酒?を1本だけ飲んで、足りない分?は焼酎の水割りです。

 このプラチナクリアですが、糖質は100gあたり2.3gと書かれていて、350mLなら8gぐらい。コーヒーに多めのスティックシュガーを入れたよりちょっと多いぐらいですから、まあいいかなと思っています。

 ちなみにそれだったら糖質ゼロのビールを選べばという考えもあると思います。私もそう思っていろいろな糖質ゼロのビールの成分表を確認しましたが、糖質の代わりに何やら怪しい成分が追加されていることが分かり、それもまた嫌だなと思っています。

 というわけで、そうやって数か月が経過していますが、割と体調は良好。体重はほぼベストの60kgで、以前より1kgほど減少。(身長は172cm)。ウエストも心なしか少し細くなったような気がします。



マグネシウム摂取


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