水戸、大洗1泊旅行へ

2017.3.14

 血圧を決定する要因はいくつかあって、その中で高血圧になる要因として最初に上げられるのが塩分。その結果1日の塩分摂取量は10g以下とか、6g以内という情報がネットに飛び交っています。

 しかし私は、そう思って普段からラーメン等は食べずに、塩辛いものも控えめにして生活しているのに、ちっとも血圧が下がらないことが多いです。

 これはいったいどういう事なんだろうか?自分でも気が付かないうちに塩分を摂取しているのだろうかと悩んだんりもしているのですが、どうやら減塩しても血圧が下がらない人が世の中に入るようです。

 食塩非感受性タイプというもっともらしい名前がついていますが、要するに塩分を摂取してもそれをすぐに排出してしまう能力が優れているようで、このタイプの人は塩分を摂取しても血圧は上がりにくいという事のようです。

 しかし自分が食塩感受性タイプなのか非感受性タイプなのかはよく調べてみないと分かりませんので、自分が非感受性タイプだと思いこんで塩辛いものをどんどん食べてしまうと血圧が上がってしまいます。

 その意味ではなんだか人騒がせな記事だなと思います。しかし同様に、ある要因を高血圧の原因として挙げてその対策だけを行っても、結果的に血圧が下がらないという事はよくあります。

 寒い時は高齢者の血圧が一般的に上がるという報告があります。これまた気温感受性高血圧というもっともらしい名前がついていますが、要するに寒いと血圧が上がると言っているだけです。

 また運動不足が血圧を上げるという意見もあります。寒い時の血圧上昇と似たような原理だと思いますが、運動不足で筋肉が硬くなり柔軟性が失われれば、血は流れにくくなりますから、そこを無理やり通そうとして心臓が頑張って血圧が上がります。

 他にもコレステロールや脂質の多い食事をすれば、血中の不純物濃度は高くなり、いわゆるサラサラ血液がドロドロ血液となり血圧が上がるという考え方もあります。

 要するに多種多様の血圧対策が提案されているわけですが、そのどれもが一長一短、これこそまさに血圧対策と言われるものはないと行っても良いのかなと感じています。

 だとすると自分にとってももっとも適切な血圧対策を見つけないといけないという事だと思います。もちろん薬物の助けを借りてそれで済めばいいわけですが、加齢に伴って薬の量は増えていくような気もします。

 一方「病は気から」という言葉があるように、心配し過ぎの人は楽観的な人に比べて病気になる確率も高いという調査結果もあります。

 というわけで気楽に生きるのが一番というわけですが、現実に血圧を測ったら180/110なんていう数値が示されたら、「こりゃ大変だ」と思うのは間違いないです。

 ちなみに私の場合、血圧と体重が相関関係にありそうだという事が最近分かってきました。これについて今後少し真面目に調べてみようと思っています。



体重を減らす


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