薬と健康食品の違いは

 かつお節についていろいろ調べている内に、要するに健康食品とはそれらの食べ物の良い部分?をうまく抽出配合した食品なのかなと思えてきました。ですから、手っ取り早く、自分の体に必要そうなものを補給するという考え方に立てば、それはそれで良いのかもしれません。

 ただそれでは薬と健康食品の違いは何だろうか?と再び考えてしまいます。自分の体に必要そうなものを補給する、というのはまさに薬で行っていることであり、それ以上は必要ないのではと考えてしまいます。

 しかも明らかに健康食品の方が医療費より高価です。ここまで書いて、そう言えばこの健康食品の購入費用は、確定申告時の医療費控除の対象になるのかなと思って調べて見ましたが、やはりならないようです。

 ということは、やはりメリットとしては、忙しいサラリーマンの方が、医者に行く暇もない場合、家の近くで買える、このような健康食品に頼るのかなと思います。

 そう思って、それならいわゆる普通の薬屋さんで買える降圧剤はないのかなと思い、グーグルで検索してみると、やはりいっぱいありますね。ただ内容を見てみると漢方薬の成分が多いみたいです。

 主な薬の名称は「ルチン養命丸」「冠心調血飲」「降圧丸」などですが、血圧を下げるという効果よりも、高血圧に伴う頭痛や眩暈、肩こりといった症状を緩和するところに目標が置かれているみたいです。

 裏を返すと市販薬の範囲では、血圧を直接下げるような薬剤は販売出来ないのかもしれません。ということは健康食品も同様な効果しか期待できないということになるのですが、どうでしょうか。

 さて、昨日から買ってきたかつお節を適当におかずにかけて食べるようにしています。ちょうど暖かくなってきたので、これで血圧が下がっても、かつお節のせいか、天候のせいか判断することは出来ませんが、まあ別に毒でもなんでもないので、気がついたときに食べるということを繰り返そうと思っています。

 また昨日は、近所のドラッグストアに焼酎を買いに行ったのですが、ついでに市販されている健康食品や降圧剤はどんなものだろうと、ちょっと探索してきました。

 いやあしかし健康食品は驚くべき量と種類ですね。ただ私が見た範囲では、かつお節オリゴペプチドが入った健康食品はありませんでした。通信販売だけなのでしょうか、よく分かりません。

 ぱっと見た感じでは「グルコサミン」というカタカナが妙に目に付きました、テレビや新聞広告でもよく見かける気がします。

 市販の降圧剤ですが、あまりありません。唯一「降圧丸」というのがありました。ビン入りの錠剤のようですが6000円という途方もない値段がついていてびっくりです。

 でその降圧丸の近くには、高血圧に伴う諸症状の緩和という薬がいっぱいありました。成分を見るとほとんどが漢方です。確かに漢方薬なら体への負担も軽いように思えます。

 というわけで、今度は漢方薬と血圧の関係について調べてみようかなと思い、「血圧 漢方薬」と入力し、ヒットしたページの第1番目を読んでみると(高血圧と漢方薬というページでした)、高血圧の原因について書かれた部分があって、ここでちょっと気になる文を発見。

 それは「本態性高血圧」の一因として、血行が悪いために体の一部に血液の足りない部分が出来、それを補うために血圧が上がる、という一文です。

 たしかに「冷え」なんかが生じるとその部分が冷たくなるので、それを補うために体が自然に反応して血圧を上げているとも解釈できます。とするとその時点で血圧を下げると、冷えはますますひどくなると言う結果になるのですが、どうなんでしょう。また新しい考察が必要になってきました。



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