高血圧と漢方薬、健康茶

 高血圧を漢方薬で改善できるかという話しですが、あるサイトには、漢方薬によって血圧を強力に下げることは出来ないとはっきり書かれていました。(逆に良心的だなと思えます)

 では漢方薬の役目は何かというと、そのサイトでは「高血圧に伴う頭痛やイライラ、肩こり、動悸などの不快な症状を改善するのに良い」と書かれています。

 その際の薬としても10種類ぐらい書かれていますが、それぞれの人の症状によって、使う薬も違うみたいです。その点普通の薬の場合は、人それぞれの高血圧症状にお構いなく、ただ血圧を下げるという点に重点が置かれているようで、大きな違いを感じました。

 なお軽い高血圧や予防のためには薬草茶や民間茶も良いと書かれています。もちろん降圧作用はあまり期待できないようですが、長期服用で血圧が上がりにくくなると書かれています。 具体的には「柿の葉」「ルイボス茶」「ドクダミ」「クコの葉」「いちょうの葉」などです。

 一方、最近は医者に行って漢方薬を下さいと言えば、処方してくれる医師もいます。(私が今通っている医院も、お願いすれば処方してくれます)

 しかし、と私は考えます。医師から処方してもらった漢方薬と、普通の降圧剤とどこが違うのか。話しの出発点になった「かつお節オリゴペプチド」が好まれる理由は、いちいち医師に行かなくて済むことと、自然食という響きがあるからで、医者に行って漢方薬をもらうなら、薬を処方してもらうのとそう大差ないと思えます。

 だんだん話しがややこしくなってきましたが、自分はどのような薬または健康食品を利用して、何をしたいのかという明確な目的がないと、やたらと薬や漢方薬を飲み、さらにそれに飽きたらず健康食品を食べ、体によいとされるお茶をがぶがぶ飲むという状況になりそうです。

 やはり降圧剤=血圧を下げる、漢方薬=高血圧に伴う諸症状を緩和する、健康食品=高血圧気味の人が、自然に近い形で血圧と体調を整える、というようにきちんと分けて考えた方が良いような気がしていました。

 その意味では私の場合は今のところ血圧を下げるのが最優先かなと思いますので、医師に行けばいいと言うことになります。しかしこの先、頭痛や肩こり、眩暈等の症状が出るようならば、必要に応じて薬か漢方薬を飲めばよいと言うことで、そうなる前に体質改善を図りたければ健康食品を考えてみてもいいのかな、と、ようやく頭の中で整理ができました。

 よって薬と漢方薬と健康食品と健康茶をそれぞれ自分の症状に合わせて使い分けるのが効率的に思われますが、このうち薬と漢方薬については医師の判断を仰いだ方がよいので、健康食品と健康茶で利用できそうなものがあるといいかもしれないとも思うようになっています。

 しかし私の場合「かつお節オリゴペプチド」については、「かつお節」を適度に食べることによって補給できるという結論になりましたので、残るは健康茶です。

 そこで前々回書いた健康茶について調べてみることにしました。



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