筋肉の衰えとは、何が衰えるのか

冷えは筋肉の衰えから生じます(2012.1.29)

 冷えは筋肉の衰えから来るということが実感として分かりました。この筋肉は年齢を重ねることによって衰えると一般に言われています。そのまま読んでしまえば、まあそんなもんだろう、と思ってしまいますが、理系の私(生物系ではなく物理系ですが)は、そのままでは納得できません。

 つまり筋肉の衰えとはいったいどうゆうことなのか、ということです。一口に衰えたと言いますが、例えばこれは筋肉そのものの質が低下して筋力が弱ったのか、それとも筋肉の量がいつの間にか減ってしまったのかということすら曖昧です。

 そこで「加齢 筋肉」という検索語句でネットの情報を探してみました。ほとんどのページは加齢によって筋肉が衰えると簡単に記述してあるだけで、何が衰えるのかについて書いてあるページは少ないようです。

 その中で「Office KMAZO」さんというページで少し筋肉について詳しくまとめてありました。

 それによれば筋力の低下は50歳代以降から顕著になるが、筋肉そのものの筋力は低下しない、つまり筋肉の量が減ると書かれています。ということは体重も減りそうなものですが、私の場合ここ10年ぐらい体重は60〜65kgの間で落ち着いています。

 これはどうやら筋肉が脂肪に代わっているということを示しているようです。ということは体脂肪率が上がっていると言うことでしょうか?

 我が家にはほとんど使っていない体脂肪計もありますので、今日この後調べてみようと思います。ちなみに5年ぐらい前に測定したときの体脂肪率は15%前後で、少ないことに驚いたことを覚えています。(身長173cm、体重62kgぐらいです)

 話しを戻して、結果的に筋肉は年齢と共に徐々に脂肪に変化し、筋肉量は減少するのに体重はそのままという現象が起き、結果的に年齢と共に動きが鈍くなる、と言うことのようです。

 さらにこの加齢による筋肉量の減少が顕著なのは、体重を支える大腿部の筋肉量だそうで、まさに高血圧に関連しています。

 このページでは、さらに太ももの表側と裏側の筋肉量についても書かれていて、それによれば高齢化による筋肉量の減少は大腿部の前部が顕著なようです。

 と言うことは、これを維持するためには、今現在行っている足踏み体操で、特に大腿部を胸の方にまで引き上げるような運動が効果的なように思えます。

 しかしここ一ヶ月ぐらい、夕食前にラジオ体操と共に足踏みも行っていますが、大腿部を水平に上げるだけでも大変で、5分ぐらい続けていると息が上がります。つまりそれだけ知らないうちに筋肉が衰えていたと言うことかもしれません。 

 ただ今日の記述で、足踏みで足を水平に引き上げることの重要性が理解できましたので、今日の夕方から早速それを意識して頑張ってみようと思います。



大腿部前部の鍛え方


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