男の更年期(2011.5.1)


 昨晩は薄い焼酎を2杯飲み、コンスタンを半錠服用。軽い動悸は感じたものの、よく眠れました。血圧は高いときで140/85ぐらいで、低いときは120/70と落ち着いていると昨日書きました。

 血圧が落ちついているのに、なぜこうも頻繁に動悸を感じるのか。医者に行っても特に異常はないと言われ、「自律神経失調症」という病名で納得はしているのですが、自律神経失調症というのは正式な病名でもないようで、いわゆる体の不調を訴える人に対する一般的名称のようです。

 血圧が落ち着いていて、ストレスもほとんどない優雅な生活をしているのに、時々ふっと動悸を感じます。もちろん自律神経の働きが乱れていると理解していますが、ではなぜ自律神経が乱れるのか。

 自分自身が理系の人間だけに気になります。(専門は物理ですが)こんなことを四六時中考えているからそうなるんだと笑われそうですが、深夜に心臓がバクンバクン音を立てているように感じると、「気にするな」と言われても気になります。

 そこでいろいろ暇なときに考えていたのですが、他に問題がないとして、最後の選択肢として残ったものは男の更年期です。そう思って、グーグルで「男 更年期 動悸」と入力して検索すると、ズラズラッと出てきました。

 いくつか読んでみましたが、ほとんどの症状に該当します。特に「急に起きる動悸や頻脈」、少しの歩行で突然「息切れ」等が、まさにこれだと思い当たるものでした。

 テレビのコマーシャルで疲れた体に「アリ・・・A」とか、動悸、息切れに「救・!」とかやっていますが、あの薬は、このような症状を緩和するためのものだったのか、と改めて気がつきました。

 人によっては40代からこのような症状を抱える人もいるみたいですが、振り返ってみると私の場合はここ5〜6年ぐらいのような気がします。

 ただ有効な解決方法はあまりないように思えます。要するに認めたくありませんが、中高年の体から老年の体に移り変わる過渡期であると言えそうです。人によっては全く感じない人もいるようで羨ましい限りですが、更年期だと納得してしまえば、気持ちも少し明るくなります。

 これはもう年齢的に避けようもない事実ですから、「動悸だ動悸だ」といたずらに騒がず、「また動悸か。しょうがないな」と思うように努めたいと思います。



自律神経を整える


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