頭痛とストレス

2011年10月12日

 ここ1週間ばかり後頭部に頭痛がありました。私は頭痛とはほとんど縁がない人間なので、たまに頭が痛くなるとすぐに、脳腫瘍じゃないかとか、脳卒中じゃないかと気になってしょうがありません。小心者ですから、すぐに悪い方向に考えてしまうのが欠点です。

 今回の症状は後頭部から耳の下辺りまで、頭蓋骨の淵に沿って、なんとなくボワ〜ンとした鈍い痛みと言うか締め付けのようなものを感じていました。

 「これはいかん、脳への血行不良だ」、と思い、早速ネットで調べてみると、どうやら肩こりから来る緊張性の頭痛と言うものに症状が似ています。

 突然表れた頭痛なので、当初はちょっと焦りましたが、たしかに肩は凝っています。しかしこの肩こりも慢性的なもので、ここ1、2週間で急に悪くなったとは思えません。

 ただブログを一生懸命書いたり、ホームページを作ったりしているので、これまでよりパソコンに向かう時間が若干長くなっています。

 またウォーキング等には行っていますが、畑の雑草取りが一段落し、もしかすると運動不足になっていたのかなとも思います。

 さらに夏にハワイ旅行に行き、出かけたい病はひとまず落ち着いていたのですが、9月から10月にかけて3連休が何回もあったのに、結局出かけられず、家の周辺でグダグダ過ごしていたことも、一種のストレスになっていたかなと思います。

 それやこれや、何だかこれといった決め手の理由はないのですが、なんとなくモヤモヤして頭が痛いので、昨日思い切って日帰りで信州にドライブに行ってきました、中央道の甲斐あたりから、佐久に向かって北上し、途中清里や野辺山の電波天文台、松原湖辺りを見学、そのまま関越道で帰ってきました。

 途中走っている最中も、なんとなくモヤモヤしていたのですが、帰宅してしばらくして頭痛が消えていることにびっくり。今日もわずかに頭痛の気配を感じますが、これまでのような痛さはありません。どうやらストレスがたまるだけで頭痛が起きることがあるようです。


2011年10月13日

 頭痛ですが、結局5日間ほど続いて、日帰り旅行をきっかけにほぼ消失。以前の状態に戻りました。肩こりはまだありますので、やはりストレスに起因していたのかなと思っています。

 私は現在仕事上のストレスはほとんど感じていませんでしたので、まさか遠くに出かけられずに近所で遊ぶだけという状態がストレスになるとは思っていませんでした。

 と言うことは仕事だけでなく、日常生活のあらゆる部分で人間はストレスを受ける可能性があるということです。しかし、ではこのストレスと言う心理状態は、いったい生理学的にどうゆうことなんだろうか?という疑問を感じて、少しばかりネットで調べてみることにしました。

 ストレスという言葉自体の意味は、「圧迫、緊張、刺激」というニュアンスを意味する語句で、外部からの圧力と言ってよいと思います。

 従って例えば目で見たりすることも外部刺激を受けていることになるわけですからストレスとなり、結局人間は生きている限りストレスにさらされています。

 しかし同じ見るものであっても、芸術作品のような美しいものを見るときと、悲惨なものや気持ちの悪い物を見る場合ではストレスの感じ方が異なります。

 前者は良いストレス、後者を悪いストレスととらえるならば、人間がストレスを感じる時と言うのは、本来感じたくない刺激を無理やり受ける場合、と言うことになりそうです

 嫌なものを見せられる、嫌いな音を聞かされる、変なにおいをかがされる等の五感への刺激や、嫌な言葉を投げかけられる、無理やり何かを強制される、やろうと思うことがなかなか出来ないという心理的な刺激が悪いストレスの原因といえそうです。

 ではそうなったとき、我々の体の中でどのようなことが起こっているのか?それを知りたいなと思いました。



ストレスと脳内物質へ


ストレス


表紙に戻る