ストレス解消方法ランキング

2011年10月21日
 一番ストレスを感じるのは職場だと思います。それを減らすには、逃げる(辞める)のが最善ですが、普通はそんな簡単に決断できません。

 私の場合は、若いときからいろいろな病気を抱えて、もともと健康不安があったので定年まで仕事を続けるのは不可能だろうと30代の頃から思っていました。

 40代になり、仕事は一時期落ち着いたものの、今度は年齢と共に低下する体力や暗記力といったものを意識するようになり、40代の最後のほうで、再びどうしようもない管理職と遭遇。

 ここでまた健康が悪化。それでもそれを何とか乗り越えて仕事が続いたのは、ともかく同僚の支えです。支えと言うと大げさかもしれません。要するに愚痴や不満を正直にぶつけ合うことが出来る人がいたということです。

 しかし潜在的に定年まで勤めるのは厳しいと感じていた私は、50代に入ると資産の計算や年金額の計算、早期退職した後に出来ること、やりたいことなどを少しずつ調べていきました。

 そうやって50代半ばにきたとき、突然妻が倒れ、病院、家事、重要職務、上司の無理解と言う四重の生活で、肉体的にも精神的にも疲れ果て、同僚とも愚痴を言い合ったりしましたが、それだけではやはり乗り越えることが出来ず、このままでは危ないと感じ、それまで調べてきた知識を総動員して決断に踏み切りました。

 たぶん、早期退職を意識してから10年ぐらいの期間になったと思います。早期退職をする、と言うこと自体もストレスになりますから、普通はなかなか決断できないことだと思います。

 さてそんなわけで、うまいことストレスから逃れられる場合はいいのですが、そうでない場合のストレス解消はどうするのか、と考えて、ネットを使って「ストレス解消」を検索してみると、解消方法のクチコミランキングと言うページがありました。

 これを見ると1位は入浴。湯船に使った瞬間思わず口走る「はあ〜!」という声が、ストレス解消に役立ちそうです。

 第2位が睡眠。これはよく分かりますが、本当にストレスがたまってくると眠れません。私も重圧につぶされそうだったときは、動悸を感じたりして寝つきが悪く、寝ても眠りが浅いため悪夢を見て飛び起きたり、明け方4時ごろ目が覚めて眠れないということがありました。

 結局最後は導眠剤のお世話にもなりましたが、眠れること自体、まだストレスは軽いのだと思います。今はよく寝られます。3位以降は明日へ。


2011年10月22日

 ストレス解消法ランキング第3位はカラオケだそうです。下手でも何でも、大声出すことは、深呼吸にもつながり健康にも良いような気がします。

 ただ一人だけで歌う人はあまりいないでしょうし、嫌がる友人に無理やり下手くそな歌を聞かせることにも抵抗を感じる人がいるかもしれません。

 だいたいこういった、比較的相手の気持ちを思いやるような、感性の鋭い人が、自己否定をして鬱状態に落ち込んで行くような気もします。

 豪放磊落、多少人に迷惑をかけても気にせず、なりふり構わず好き放題、と言う人ストレスや鬱とは無縁だと思います。また、本格的に鬱になってしまった場合は、カラオケに行ったぐらいでは、なかなかストレス解消は厳しいかもしれないと思えます。

 第4位は読書だそうです。意外でした。本に集中して、自分の身の回りで現実に起きていることを忘れられるという効果があるのだと思います。 しかし普段本を余り読まない人はどうなんでしょう?

 第5位、ショッピング。衝動買いと言うのがありますが、女性の場合はこの傾向が強いみたいですね。これは私にはあまり理解できない感覚なのでコメントできません。

 第6位、食べる。これは理解できます。私自身がそうでした。私の場合はこれに「飲む」が加わりましたので、肝臓の数値が悪化しました。

 ストレス悪化と肝臓悪化とどちらをとるか。病状から考えると、肝臓悪化の方が深刻なような気もします。それでも飲まずにいられない。そこまで行くとストレス解消か、アルコール依存か、区別が難しくなります。私の場合多少マシだったのは、酒に飲まれることはほとんどなかったことです。

 第7位、スポーツ。定番ですが、本当に落ち込んでいるときは、体を動かすことも億劫になっています。しかしその状態ではいけない、という意識が少しであれば救われます。

 私の場合は、不眠で早朝4時過ぎに目が覚めてしまうことが多かったので、早朝散歩と称して、ウォーキングによく出かけていました。この習慣は今でも続いていますが、最近はストレスが減った関係で朝は良く寝られるので、夕方ウォーキングになっています。



睡眠の確保


ストレス


表紙に戻る