ベッドの方向と枕

2011年10月28日

遮光カーテンの次に、ベッドの向きを考えました。今までは東の出窓を頭の向きにしていましたが、この出窓の外側は、住宅街の6m道路に接しているため、ときおり深夜でも車の往来があったり、アルコールでいい気持ちになった人たちが声高に話しながら通り過ぎていきます。

 普段はほとんど気にならない程度の騒音ですが、やはり神経がささくれだって眠りが浅い時は、ちょっとした物音でも目が覚めてしまいます。そこでちょっと家具の配置を換え、南側に頭が来るように、ベッドを移動しました。

 その際事前に考えていたのは、「北枕」というのは、本当に健康に支障があるのかどうかということでした。ウィキペディアで調べてみると、北枕は、日本では縁起が悪いとされていますが、その根拠は亡くなった方は北枕に寝かせるというところから来ているようです。

 逆に南は暖かいので、頭は北に、足は南に向けたほうが健康に良いと言う説があるみたいです。また地球の磁場(磁力線)が南から北に向かっているので、その向きに沿って寝るのが良い、という考えもあるみたいです。

 ともあれ宗教上や風水の関係と磁場の関係だけであるということが分かりましたので、結論から言うと気にしないことにして、自分が寝たい方向である、南側を頭にすることにしました。

 次に考えたのはです。私は喘息もちなので、そば殻枕は使えません。なんとなく喉がざわつきます。以前は綿?の枕でしたが、最近は小さなプラスチックのパイプがいっぱい詰まった枕を使っています。

 枕の高さや固さと言うのも神経質だと結構気になるもので、私は少し高めで固いものがよく眠れるような気がします。

 しかし高すぎるても低すぎても首が疲れるので、この辺りはパイプの量で調整しています。低反発枕でもいいのかなと一時期考えたこともあるのですが、ホテル等でたまたま使った経験からすると、あまり良い印象ではありませんでした。

 それにしても、子供のときはよほど気になることがあったときを除いて、睡眠を意識するなんて事はほとんどありませんでした。また熟睡をして朝爽快に目が覚めるというのが当たり前でした。あのような熟睡感と目覚めの爽快感は、もう得られないのかなと思うと、本当に残念です。

2011年10月29日

 頭痛から始まって、ストレス解消の話になり、さらに解消方法を取り上げ、その中でしつこく睡眠についてまとめてきました。

 人間と言うのは24時間のうち3分の1ぐらいは寝ているわけで、その状態で昼間に経験したことや学習したこと、記憶したことを、知らないうちに大脳が整理してきちんと格納するようです。

 従って、睡眠が不十分だと昼間にいくら学習しても蓄積が行われないため、勉強効果が上がりません。これは大脳の働きについて、私が教えている生徒に時々話すことです。(仕事は理科教員なので)

 面白いことに、この睡眠中の整理格納と言う作用は、コンピューターとまったく同じだなということに最近気が付きました。

 コンピューターに新しいソフトなんかをインストールすると、必ずと言ってよいほど再起動してください、という指示が出ます。この再起動によっては、コンピューターは新しいソフトを整理格納して使いやすい状態にするようで、人間の睡眠とまったく同じ働きなんだなと思っています。

 というわけで、頭痛から睡眠までの一連の話はひとまず一段落です。



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