天然水への関心

 私は病弱な割には、旅行と釣りが大好きで、海外はハワイ、国内は住んでいる埼玉からドライブできる範囲で、暇とお金があると遊びに出かけます。

 ぜんそくや、アトピーを通していつのまにか自然の大切さとか、添加物のない食品に関心を持つようになり、さらに痛風を経験することによって、水の大切さも意識するようになりました。

 そこで旅行に行くときは車の中に水のタンクを入れ、ガイドブックやネットで天然水の情報を調べて出かけるようになりました。

 我が家から水を汲みに行きやすい場所として最初に紹介するのは、関越道谷川岳PA(上り)です。新潟柏崎方面に釣りに行くときは、以前はここで水を汲んでいました。

 新潟から来ると、長い関越トンネルがあり、人によっては息が詰まる思いをするはずです。そして群馬県側の明るい陽光の下に出てきたときPAがあります。

 PAの側道からお土産の店の前を通過し、一番奥左側に、ちょっとした水くみ場が作られていて、ここで谷川岳からの自然水を汲むことが出来ます。最近はよく知られるようになり、混雑時は行列になります。

 飲んでみた感じでは、山の清冽な味わいがあると思いますが、これは谷川岳の水という先入観から来ているのかもしれません。清冽なという印象は、冷たくさわやかで口あたりが良いと言うことですが、さわやかすぎて旨味が感じられない気もします。

 逆に言うとお酒の水割りなんかには適しているのかもしれません。

 大変便利な場所にあり、車もすぐ近くに横付けできるので水の運搬も楽なのですが、最近新潟県の小千谷近くで水汲み場を発見し、そこを利用することが多くなりました。

 柏崎に釣りや海水浴で遊びに行ったときの帰り道で、北陸自動車道から長岡を回って帰れば時間的には早いのですが、ちょっと回り道になります。

 地図をよく見ると、その部分をショートカットする国道291号線が走っていて、これだと距離的にショートカットできます。道は柏崎から小千谷までほぼ一本道で、距離も約30kmぐらいです。

 この途中、柏崎から20kmほど走ったところが若干開けて、七日町という信号があります。この信号を通り過ぎ、ちょっと山あいに道に入ったところの左側に集落があります。

 この集落の途中に、あまり目立たちませんが「諏訪清水」という看板があります。この道を左折。狭い道です。そのまままっすぐ進みT字路を右折し50mぐらい走ったところに10台ぐらいの駐車場があります。

 その先の道の左側角に目的の「諏訪清水」があります。地元の方が定期的に管理されているようで、水が流れ落ちている部分はきれいに整備されています。

 ここはほとんど地元の人が利用しているようですが、観光客も汚したりしなければ自由に水を汲むことが出来るようです。

 水は獅子の口からチョロチョロ流れているだけですから、大きなタンクをいっぱいにするには結構時間がかかります。待っている人がいなければ、のんびり汲めばいいと思います。

 味はマイルドです。昨日紹介した「谷川岳の水」よりも軟らかい感じで、すっきりしていますが、柔らかみというか丸みのある味のように思えます。個人的には谷川より、こちらの水の味が好きです。

 その近くには、この清水の言われも書かれていますので、汲みながらじっくり読むと良いと思います。キャッチフレーズは「一口飲めば寿命が延びる」です。



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