急に寒くなったり熱くなったりで体調を崩しがちですが、ここのところ久しぶりに「痛風」の疼きを感じています。疼きですから、本当に痛風のせいかどうかは分かりません。
ただうずく場所が足の親指付近だったり、親指の付け根付近だったりするので、たぶん血液中の尿酸値が高くなって、尿酸の微細な結晶が出来かかっているのではないかと思います。
過去のページを見てみると、一昨年の12月にやはり似たような予兆を感じたことを書いています。この時は寒くなってきて、恒例のウォーキングが滞りがちになり、さらに涼しいので水もあまり飲みたいと思わなくなり、それが予兆を感じさせる原因だったと分析しています。
今回の原因は、畑仕事やウォーキングは行っているので運動不足とは思えません。朝食を少し食べすぎているかなと言う感じはしますが、アルコールもほどほどになっていますので、やはり主たる原因は水不足かなと分析しています。
ではなぜ水不足になっているか。たぶんですが、今年は結構寒い時期が長かったので、水をこまめに飲む習慣がいつの間にか薄れていた所へ持ってきて、急に25度ぐらいに気温が上昇。
そんな時は天気もいいですから、畑仕事なんぞをして、3時にはビスケットと利尿作用のあるコーヒーを飲んだりして休憩。さらに夕食時に再び利尿作用のあるアルコールを飲んでいたので、体全体がいつのまにか水不足になったのかなと思います。
まあこれまでも似たような疼きは何回か経験していますので、こうゆうときは血液の濃度を薄くして出来かかった尿酸の結晶をなるべく溶かす努力をすれば、いつの間にか疼きが消えてると言うことが分かっています。
具体的にはなりふり構わずただひたすら大量の水を飲む、と言うことに尽きるのですが、飲み始めてみると改めて喉が渇いていたんだ、ということが分かったりしたので、だいぶ喉の渇きに対する感度が鈍くなっているなと感じました。
この手の感度は、私の母親を見ていても良く感じるのですが、急に冷え込んでもその冷え込み度合いを認識する前に勝手に体が反応し血圧が急上昇したりします。
要するに年を取るに従って、体の五感が鈍くなると言うことは分かっていて、視力や聴力、嗅覚、味覚といったものについては割と気がつきやすいのですが、温度差や湿度差、喉の渇きといったものは気づきにくくなっていくのかなと思えます。
その意味では、意識的に運動をして、意識的に多めの水を飲み、予防的に衣服の着替えを暑さ寒さに合わせて行う、という習慣をつける必要があるんだなと感じました。
それにしても、「痛風」は一度悪化するととんでもない痛みが数日続きますから、指先の痛みには敏感にならざるを得ません。 秋口に続いて、夏場に向かってもこういった危険性があるんだなと再認識しています。