半年ぶりの予兆

痛風の予感、油断大敵(2012.12.1)

 いやあ、すっかり油断していました。夏に行った血液検査の結果が良好。なおかつ血圧は下がり気味。ここのところの冷えで時折食事前に急にポンと上がるときがあったものの、一時的なものでした。

 これについて調べると、どうやら食事の支度を始める頃から、交感神経系が緊張を始めるようです。普段なら気にならない程度だと思いますが、例えばデスクワークをず〜っとしていて、そこから急に立ち上がって料理とかを始めると、体を活動状態に持っていくために交感神経が活動を始め、血圧が上がるみたいです。

 逆に食後は食べたものの消化吸収をするために、血液が胃腸に集まるため、血圧は少し下がるようです。

 ウォーキングや自転車、低山ハイキング、室内での運動等を行い、さらに食事は家庭菜園の物を主体に食べていましたし、インフルエンザの予防接種も終え、今年の体調はそれほどぶれることはなさそうだな、と感じていました。

 ところが3日ほど前に何となく左足の親指に違和感があるのを夜寝てから気がつきました。お馴染みの「痛風」の予兆です。

 しかしこれほど健康に良いことを毎日実践しているのだから大丈夫だろうとその日はそのまま就寝。翌朝親指はまったく問題なし。というわけでそのまま忘れてしまいました。

 その日の夜、忘れていたはずの親指に再び違和感を覚え、さすがに「これは2日連続だ。いつものように少し多めに水を飲んで寝よう」と考え、寝る直前300mL程度の水を飲み就寝。寝ているときは特に問題なし。

 翌朝つまり昨日ですが、朝起きて靴下を履こうと思ったとき、「そういえばあの違和感はどうなったんだろう」と気がつき指先を見ると・・・・はれている。しかもいつもよりかなり赤味が増している。

 痛みはないものの、見た目に親指がちょっと膨れていることがはっきり分かり、皮膚の色もその部分だけ赤くなっています。「これはいかん。大変だ。医者に行こうか。嫌しかしまだ痛みはない。もしかしたら痛風ではなく、単なる虫さされかもしれない。しかも今日は仕事だ」等々、自分に都合の良い理由を並べ立て、「とりあえず今日いっぱいは水をがぶがぶ飲んで様子を見よう」と判断し仕事へ。

 仕事中も折に触れて水分を補給し、数時間毎にトイレへ。自宅に戻って恐る恐る靴下を脱ぐと・・・・「おっ赤味が少し引いている。しかも痛いようなむず痒いような症状も少し消えた」と感じ、そのまま水を飲み夕食へ。

 しかし体調が良かったのに何故だろう?と考え、ふと気がついたのが水分不足。ここのところの急激な寒さで、水を飲む量がすっかり減っていました。しかも体調が良買ったため過食気味

 昔に較べると家にいる時間が増え、10時とか3時にちょっとお菓子をつまむなんて、これまで30年ぐらいやっていなかったことが、いつの間にか習慣になっています。

 というわけで、どうやら体調を過信して油断していたのがいけなかったようです。今日も何となくまだ違和感があります。赤味はかなり引きましたが、まだ少しはれている感じ。もしかしたら明日あたり一気に激痛が来るのではないかと感じる部分もありますので、今日の午後は医者に行こうかと思っています。

 因みに痛風の初期症状を感じた時水を大量に飲む理由は、その水で血液の粘度を下げ、痛風の根本原因である尿酸の結晶を血液に少しでも溶かせば、症状がやわらぐはずだと思っているからです。



予兆後の対策


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