具体的な目標が努力の源

具体的な目標を持つ生活(2013.10.4)

 今日は雨。ウォーキングの楽しみがなくなりました。(雨でも歩ける、という意見もありますが、まあそこまで頑張ることもないかなと、その辺はお気楽ウォーキングです)

 毎日新聞朝刊をすみずみまで読んでいたら、スマートエイジングというコーナーで「具体的な目標を持とう」という記事がありました。書いているのは東北大の特任教授という肩書きの村田さんという方です。

 内容ですが、80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんの元気な秘訣をまとめたものです。その秘訣の根幹を抜粋すれば

@ 適度な食事と運動
A 具体的な夢を持つ

という二点だそうで、要するに目標があれば、適度な食事と運動を継続できるということです。まあ当たり前といえば当たり前のようで、そんなことは最初から分かっているさという声が聞こえてきそうですが、その後がまた面白い。

 いわゆる禁欲的なトレーニングは行わず、日常的な動作の中で自然にトレーニングできる方法を選択したということです。

 エベレストに登るんだからスクワット1000回とか、腕立て伏せ100回と行ったような特別メニューを考えそうなものですが、そうではなく、おもりをつけて歩いただけと書かれています。

 とはいうものの凡人の私から見れば、普段から数kgのおもりをつけて生活するなんてとてもじゃないけど実行できないと思われます。それだけでも充分激しい特別メニューのようにも思えます。

 ただ何かを目標にすれば、それを達成するためにどうしたらよいかということを工夫し、達成のために体力が必要だと判断できれば、その体力をつけるために普段から努力すればいい、というのが論理的な流れであることは分かります。

 だとすると凡人とこういった特別な方を隔てている境は、目標の具体性と、それをめがけて少しずつ着実に努力するねばり強さかなという気もします。

 というわけで、何をするにも具体的目標があった方がやる気が出るということは、例え凡人でも分かることですから、私自身も折角「少しでも速く歩こう」という目標を持って始めたウォーキングですから、とりあえず3.5kmを30分以内で歩こうというのを一つの目標にしようかなと思います。

 一方そもそもこういったウォーキングを行っている理由の一つに、健康だけでなく、旅行が好きなので旅先であちこち自由に動き回りたいという気持ちがあることも確かです。

 その意味では、これもまた具体的目標ですが、ともかく世界中を対象にして、あちこちに行ってみたいと思っています。さらにそうなると語学も必要だなというように発想がどんどん膨らんでいきます。

 実際に実現できないまでも、そういった目標、場合によっては夢を持つことが、生きる意欲を産み出すという当たり前の結論が今日のまとめです。



ウォーキングと血圧


ウォーキング


表紙に戻る