海から進化した人間には海藻が一番

カルシウムとリンを含む食品(2012.3.2)

 昨日ちょっと時間があったので、近くのドラッグストアに行き、「コラーゲン」入りの健康食品がどの程度売られているのかを見てきました。まあ予想通りですが、かなりいっぱいありました。

 成分表を見ると、昨日書いたようにビタミンCも含んでいるようなものもあり、またコラーゲンにグルコサミンを加えたもの、更に顆粒状や錠剤など、本当にいろいろあってびっくりです。

 私自身は、よほどのことがない限り、栄養素は普段の食事から摂るものであると信じているので、今後の腰痛予防のために、昨日は早速鶏の手羽先を買ってきました。

 またビタミンCは、自分の畑で作っている大根で「大根おろし」を作りました。これを酢醤油で食べていますので、酢の摂取につながり、降圧効果も期待できそうです。

 しかしこうやって健康によい食べ物を追究していくと、基本的に健康に悪い食べ物はないわけで、結局すべてものものを少しずつ食べなさいということになりそうです。要するにきちんとした食生活が大事だと言うことですね。

 ただ忙しい現代では、そこを何とか少しでも効率よく、すなわち短時間で効果の大きい食べ物や健康食品を摂取することによって、健康な体を作ろうという意図があるわけです。

 というわけで、話を昨日からの続きに戻して、コラーゲンの多い食べ物は分かりましたので、次はカルシウムとリンです。

 カルシウムは小魚や牛乳、と言う話をよく聞きますが、実際にどうなのか調べてみました。結果はもちろんその通りでしたが、それ以外に乳製品やカラ付きのエビなんかも良さそうです。

 他に食品成分表を見て、多いなと感じた食品は、胡麻、煮干し、桜エビ、ひじき、わかめ、昆布、青のり、切り干し大根などで、逆に少ないのはコーンフレーク、キノコ類、ツナ缶、肉類などです。やはり海草類は良さそうですね。実家の母親に勧めようと思っています。

 一方リンはどうかというと、シラス干し、チーズ、いわし、卵、煮干し、するめ、干しエビ、かつおぶし、海苔などです。

 こうしてみると、日本の和食のおかずは、昔から骨の形成にも役立っていたようです。農家のおじいちゃんおばあちゃんが、太くてしっかりとした骨格を保っていられるのは、長年の和食の成果かなと思えます。

 若いときはどうしても肉類やファーストフードが欲しくなりますが、若いときに骨の大部分が形成されるわけですから、いい加減な食生活を送っている、60歳を過ぎた頃から骨粗鬆症のリスクが高まるような気がします。

 それにしても海から穫れる海産物には豊富な栄養が含まれていますね。我々自身が海の中から進化を経て今日に至っているわけですから、ある意味当たり前の事なのかもしれませんが、凄いなあと思います。



猫背と腰痛


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