腰痛の発生部位は様々

腰痛の原因と今後の対策(2012.3.6)

 腰椎についていろいろしらべていますが、腰痛と一口で言いますが、その原因はいろいろあることが徐々に分かってきました。

 痛みが発生する場所で大きく分けると、脊髄に付属している神経系のトラブル。椎間板の圧迫や変形。腰椎の圧迫、変形、骨粗鬆症。腰椎周辺の筋肉や腱の疲労、硬化、損傷等々でしょうか。

 要するに、骨、神経、椎間板、周辺組織の4つの部位に分けることが出来そうです。ただし、どうもいろいろな記述を見ていくと、その4つの部位が相互に関連して痛みを発していることもあるようで、それが話をややこしくしています。

 つまり骨が変形し、神経や椎間板を圧迫し、さらに筋肉疲労を起こすとか、逆に私の場合が該当しているようですが、長時間同じ姿勢でデスクワークをしている結果、特定の筋肉に負担が増し、血行が悪くなり、それがさらに椎間板等に悪影響をおよぼすとか、それぞれが相互に関連するというのが正しい解釈のように思えてきました。

 従って患者側から「どこが悪いんですか」と聞かれたときに、「だいたいこの辺が一番ひどく損傷している」という意味を込めて、「椎間板ヘルニア」とか「ぎっくり腰」とか「脊柱管狭窄症」といった名称で区別しているのかなと思えます。

 そう考えると、母親の場合は「骨粗鬆症」の絡んだ「急性腰椎症」という分類になるのかなと思えますが、これも必ずしも名前の通り、腰椎が悪いのではなく、腰椎の周りの組織が損傷していると言うことのようです。

 一方私の場合ですが、上にも書いたように、やはり腰椎の周りの筋肉等に痛みが生じ始めているようなので、病名的には「筋・筋膜性腰痛症」のなりかけ、であるような気がします。

 母親と私の違いは、急激な損傷が起きたのが母親、慢性的な損傷というか、損傷がおきつつあるのが私ということで、痛みが生じている部位は同じ所であるような気がします。

 従って、はっきりした痛みが生じている母親の場合は、ゆっくりと症状の改善を待つしか方法がないことが分かってきました。(損傷した組織が少しずつ治ることを期待する)

 私の方は、なりかけですから運動やストレッチ、長時間のデスクワーク時間を減らす、食事の内容の考慮ということで対処しようと思っていますが、年齢が年齢なので(定年1年前です)、いつまでも通常の食事だけで栄養補給は十分などと言っていないで、サプリメントも考慮していいのかなという気に少しなってきました。

 そう思って「腰痛 サプリメント」とか「腰痛 健康食品」と入力して検索すると、本当にたくさんのページが出てきますね。その中でどれが一番自分に効果的なのか。それを探すだけでも一苦労です。



腰痛と痛散湯


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