私の腰痛の原因は大腰筋

私の腰痛の原因となっている筋肉を特定(2013.12.31)

 バンコクに滞在していたとき、たまたま以前も日本で開催されていた「人体の不思議展」という催しをやっていることを発見。

 大学の教室を2つ使っただけの展示で、かなり寂しい雰囲気でしたが、改めて自分の体調を考えながら眺めてみると、いろいろ示唆に富んでいるな感じました。

 すでにバンコクでも数か月に渡って展示されているようで、会場に向かうエレベーターは私だけ。受付のお姉さんにお金を支払い、指定された教室に行くと、やはり私一人だけ。

 ガランとした教室内に数々の人体模型が展示されていますが、一部の模型は実際の人体であるというような話も若干小耳に挟んでいたので、夜来たら結構不気味だろうなあと思いました。

 残念ながら写真撮影禁止だったので見るだけです。最初に筋肉の付き方の展示が目を惹きました。骨と筋肉は腱で結ばれ、筋肉が収縮することによって関節を軸にして動きが生じるというのが単純な動きの原理ですが、その筋肉の数は想像を絶します。

 その中で、私は今回腰痛のことが気になっていたので、腰の周りの筋肉に注目しました。私の場合、重いものを持ってぎっくり腰になったという症状ではなく、なんとなく腰の後ろ側、背骨の両脇あたりに張りや鈍痛を感じるというものです。

 自分の両手で背中に手を回して張っている部分を探ってみると、背骨の下の方で骨盤と結合するあたりの両側を押すと気持ちがよいので、このあたりから、ちょっと骨盤に隠れて押せない部分あたりまでが該当部分であるような気がしています。

 実は以前にもこの部分の筋肉の名称を調べたことがあるのですが、私が持っている高校の生物の資料集では、後背筋とか大殿筋といった、体表面に近い筋肉の名称しか書かれていなかったので、これはどうも変だなと思っていました。

 今回この展示では、この部分を切り開いて、中の筋肉がどうなっているかを見ることができ、そこで初めて背骨から骨盤に対して逆V字型に結合している大きな筋肉があることが分かりました。

 筋肉の付き方から考えると、体を横に曲げたときに骨盤と背骨をコントロールする筋肉であるように思えます。つまり上半身が左右にぶれないように連携して姿勢を保持する筋肉であるとも言えそうです。

 で、この筋肉の名前が「大腰筋」と日本語で書かれていました。今改めてネットを使ってこの筋肉の付き方を見ながら書いているのですが、私が張りを感じている筋肉はまさにこれです。

 余談ですが、ウィキペディアで説明を見たら、なんと食肉家畜のヒレ肉に相当する部分だそうです。

 というわけで軽い腰痛の部位が分かったので、次に何故そう感じるようになったかという原因を考えてみると、

1.寒さ

2.姿勢

 であることに改めて気がつきました。寒さについては、要するに寒くなって症状が強くなったことから簡単に判断できます。

 姿勢ですが、どうやらこういったブログ書きの姿勢が問題なようです。これについては明日もう少し考察を続けたいと思います。



大腰筋の衰えと転倒


腰痛


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