骨盤の左右の高さを比べてみたら

私の体は骨盤付近でゆがんでいました(2014.6.6)

 整体について調べてみると、やはり基本は整形外科になるようです。しかしもちろん病院の力量や医師の質にもよると思いますが、レントゲンをとっても異常が見つからなければ、痛み止めを処方されて特にアドバイスはなし、ということも考えられます。

 (実際我が家の母親は、近くの病院でいろいろな検査を受け、散々待たされた挙句、似たようなアドバイスを受けて帰宅して、疲れただけだと言っていました)

 というわけで、今後症状が悪化するなら、最初は信頼のおける親切な整形外科を探すしかないなと考えるようになりましたが、その前にそもそも腰痛または腰部の張りの原因が体のゆがみから生じているのかどうかが不明です。

 しかし体がゆがんでいれば、腰とはいわなくても、その他の部位にも様々な悪影響を及ぼす可能性はあるなと思ったので、先ず自分の体がゆがんでいるのかどうかを調べたいなと思いました。

 そこで昨晩、風呂上りに試しにやってみようと思い、まったくの思いつきですが、柱に対して横向きになり、右手を上にあげて、少し体を伸ばすようにして一番高くなった点に印をつけました。
 
 次に今度は左側を柱に向けて左手を上に伸ばして同様に印をつけました。もし左右の高さがずれていたら、体が常に左右どちらかに傾いている可能性があるなと考えたからです。

 結果は・・・・自分でもびっくりしましたが、左右でおよそ2cmの差が出ました。右のほうが高くなっています。もともと右半身のほうが長いのか、関節の関係かは分かりませんが、それをそのまま体のゆがみと考えれば、私の体(特に背骨)は左に湾曲しているようにも思えます。

 我ながらこの結果に驚いて、「自分の体はこんなに傾いているのか」と思い、では特にどこに傾きが集中しているのかと考え、次に骨盤の傾きを測ってみました。

 これも私がその場で思いついたことですが、骨盤は左右にでっぱりがあるので、このでっぱりの高さを比較してみようというわけです。結果は・・・・なんと骨盤も右が高いという結果になりました。と言うことは体が左に湾曲しているのではなく、骨盤から下の左右の足の長さが違うと言うことになりそうです。

 つまり左足のほうが若干短いので、骨盤も右が上に上がり、そこから脊椎が上に伸びていると考えると、骨盤近くの脊椎そのものが湾曲していると言うことになります。

 ということは、体全体が左に湾曲しているのではなく、骨盤と脊椎の結合部分辺りに湾曲した部分が集中していると言うことになりそうです。

 そう思って改めて日常生活を振り返ってみたとき、電車に乗ってドアのそばで寄りかかって立つ時、進行方向に向かって右側に立つより、左側のほうがなんとなく居心地が良いことに気がつきました。

 つまり左足のほうが若干短いために、下半身が左側に傾くわけで、そのため左側に立っていたほうが体が安定すると言うことのようです。

 果たしてこれが今感じている腰痛の原因になるのかどうかは分かりませんが、数cmの単位で体がゆがんでいると言う事実はかなり驚嘆すべき出来事であるようにも思います。 



体のゆがみと不健康


腰痛


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