ハウスダスト中のダニが原因(2011.10.31)

 今まであまり考えたことがなかったのですが、私の喘息の元凶である「ハウスダスト」とはいったい何かということについて調べてみました。これまでは部屋の片隅に落ちている「ワタボコリ」みたいなものかなと思っていました。

 そこで、グーグルの検索で「ハウスダスト」と入力してみると、例によって先ず最初に「ウィキペディア」のページが出てきました。

 その定義によると、その内容は「ペットなどの動物や人の皮膚(フケ)、カビ、ダニ、および細菌などが混ざったもの」という定義になるようです。

 では部屋の隅で見かける「綿ぼこり」とは一体何かというと、先ず主成分?は衣類から出る繊維です。時々部屋で衣類をパタパタすると、光線の加減で大量の繊維のくずが浮遊するのが見えますが、それが室内の空気の流れで隅に集まり、絡まって徐々に大きな塊になっていくと考えればいいのだと思います。

 その際繊維のくずだけでなく、人間の髪の毛が絡まったり、皮膚やフケがくっついたり、さらには小さな虫の遺骸や卵が絡まったもののようで、そう考えるとハウスダストとほぼ同義かなと思えてきました。

 さらに「ハウスダスト 綿ぼこり」として検索すると、より詳しい内容物が出てきました。それによると「土、砂、ワタボコリ、繊維くず、毛髪、フケ、食べかす、ペットの抜け毛、花粉、昆虫の死骸やフン、カビ、ダニ及びその死骸、細菌等だそうです。

 この中で喘息等のアレルゲンとして一番可能性の大きいものはダニだそうで、名前としては「ヤケヒョウダニ」と「コナヒョウダニ」がハウスダストから検出されるみたいです。

 このダニですが夏から秋にかけて繁殖するそうで、当然秋口のこの時期はその死骸も増えているということで、先日私が出した冬用の布団も、ひと夏押し入れに入っていましたから、その中でダニがスクスクと育っていたと思われます。

 ところが使用に当たって、そのまま天日干しもせず使ったものですから、それらのダニの死骸等を若干吸い込んでしまったと思われます。

 しかしダニを肺の中に吸い込んだと考えるのは、何とも不愉快ですね。その後天日干しにして、埃を外で叩き落してからは喘息症状が出ていないので、どうやら原因が特定できたようです。



ダニとは


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