過剰摂取を避けるべき脂肪

血管内皮細胞の改善のために、良質の脂肪に注目(2016.1.1)

血管内皮細胞に対して、高血圧や糖分過多、運動不足やメタボリックシンドロームと呼ばれる状態が、いろいろと物理的、化学的刺激を与えて、細胞を傷つけることが分かってきました。

 ということは、外的にできることは、運動をして血圧を下げ、糖分や塩分の過剰摂取を減らし、昨日は書きませんでしたが、規則正しい生活をすることがまず必須であるような気がします。

 その上で、これに加えて今度は血管内皮細胞そのものをなんとかより強化できないかと思うのが当然の流れだと思います。つまり外的条件を改善し、その上で内的に細胞自体を活性化させる、若しくは元気にさせるということです。

 ただ相手は目に見えない細胞ですから意図的にできることは限られています。その中で最も大事だと思われるのが食事。塩分や糖分の過剰摂取以外に、「これは」と思える食べ物を増やし、「良くない」と思える食べ物を減らすということです。

 ではよい食べ物と悪い食べ物の違いは何か?これを調べてみると、昨日も少し触れましtが、どうやら脂肪にまつわる成分は血管を傷つける物質を放出することがあるようなので、簡単に言えば脂肪の過剰摂取は控えるべきだということになります。

 ただし脂肪はエネルギーの塊でもありますから、食べないという選択肢はあり得ません。ということは良質の脂肪を適度に摂るということになりますが、ここで問題が生じます。

 そもそも良質の脂肪とは何かということです。また適度とはどのくらいかというのが私の疑問点。そこで先ず良質の脂肪について調べてみると、テレビやネットで宣伝されているような名前がいろいろ出てきました。ただその内容を細かく調べると、有機化学の知識がかなり必要で、私自身もよく分かりません。

 そこでちょっと楽をして、ネットで「人体に悪影響を及ぼす脂肪を含む食品」という長ったらしい検索語句で、食べない方が良いものを調べてみると、農林水産省のページが出てきました。

 そのページで体にとって過剰摂取は良くないとされている脂肪は動物性脂肪、パーム油、トランス脂肪酸と書かれていましたが、動物性脂肪を除いて、それがどんな食品に含まれているのかはよく分かりませんでした。

 特にトランス脂肪酸は摂取量に制限があるみたいなので気になります。というわけでこれについて次回調べてみようと思います。



夜間に血圧が上昇


高血圧の基礎


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