夜間に体調不良になる原因の一つ?

またまた夜間に突然血圧が上昇(2016.1.3)

 今日はトランス脂肪酸についてまとめようと思っていたのですが、なんと昨晩またしても突然血圧が上昇するという事件があり、どうも気分もいまいちです。

 状況を説明すると、バンコクから帰国後若干の不整脈を感じていました。私の場合の不整脈は、脈が時々飛ぶように感じられるもので、実際に脈を自分ではかっていると、トン、トン、トン、・・・、トン、トンという、ちょっと不気味な間が入ります。

 当然ながら心臓の動きが鈍いわけですから、これは何か心臓病の前兆かと気になるわけですが、調べてみると悪性の場合はこれに徐脈(脈が少ない)や頻脈(脈が異常に多い)という症状が伴うようで、そうでない場合は自律神経の乱れだと書かれています。私の場合は脈の回数にそれほど異常はありません。

 この現象を、専門用語では「期外性収縮」と呼ぶようですが、ではなぜ自律神経が乱れると、脈が飛ぶのか。これについては、要するに心臓の拍動が乱れているわけですが、この拍動をコントロールしているのが自律神経です。

 つまり自律神経が乱れていることによって、心臓に拍動をしろという神経パルスの命令がうまく伝わっていないということのようです。

 普通はこの現象はストレス等で起きることが多いようで、私の場合は「ストレスはないよなあ」だとするといったい何が原因だろう」と余計な心配をしていましたが、今日はたと気が付いたのがバンコク旅行。

 すでに帰国してから6日が経過し、時差ボケは治ったように感じていましたが、もしかすると体の方は熱いバンコクから急に寒い日本に帰国したので、夏だか冬だか分からなくなってしまい自律神経が乱れているのではと想像しています。

 一方その自律神経の乱れに伴って、暑いバンコクでは拡張していた血管が、寒い日本に戻って急に血管そのものが収縮しはじめたにもかかわらず、血管内皮細胞の準備が追い付かず暑い気候のままのため、血液の通りが悪くなり、特に冷え込む夜間に血圧が上がったのではと推測しています。

 実はあまりに不安だったので、今日の午前中「夜間に血圧上昇」という検索語句でネットの情報を調べていたのですが、その過程で、なんとちょうど1年前の私のブログが検索に引っかかり、「なんだ去年もまったく同じだったんだ」とちょっとびっくりしました。

 この時もちょうど帰国5〜7日後に全く同じような症状を示し、原因不明として悩んでいました。1年前は結局水分補給、節酒、減塩、ベッドを暖かくするという対処で乗り切ったようなので、今回もそれに準じて、今日はベッドに敷き毛布を入れようと思っています。

 もしこれで、動悸や夜間の血圧上昇が見られなければ、私の推測が裏付けられます。それでも解決できない場合は、他の病気が潜んでいる可能性もありますので、明日かかりつけの診療所で診てもらおうと思っています。



その後の顛末と対策


高血圧の基礎


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