減塩を目指すなら外食や弁当は不可

想像以上に食べ物の塩分量が多いようです(2016.1.6)

どこが最初で、どちらが後なのかは定かではありませんが、高血圧、血管内皮細胞の変化、動脈硬化とはかなり相関関係があるようで、このうち目で見て客観的に分かる数値としては血圧が一番です。

 血圧を下げれば、血管内皮細胞が傷つくことが少なく、血管というパイプ内を血液がスムースに流れます。また血圧を下げるために野菜等が多い食事をすれば、過剰摂取のコレステロールが減り、血管内の不純物も減り、内壁に付着する物質も減ります。

 結果的に血圧が下がるので、ますます血液は流れやすくなるという好循環が生まれます。そしてそういった好循環が日常的に起きていれば、動脈硬化という事態も避けられるということになります。

 というわけで、一番目安になるのが、はっきり数字で表れる血圧ということになるのですが、例えば1日2日野菜を多くしても、すでに何十年もかけて高血圧になるような体質を形成してきたわけですから、すぐに下がるというわけでもないように思います。

 つまりそれこそ1年中、昨日書いたように運動をして、食事は塩分控えめ、果物摂取を心がけ、アルコールは減らす。飲み物はお茶を飲み、冬場は暖かい恰好で、ヒートショック等を避けるということになりそうです。しかし実際に実行するとなると大変です。

 こういったことが継続的にできないからこそ、冬場になるとじわじわと血圧が上がってくるということなのだと思います。

 一方改めて食品に含まれる塩分量を機会があるとみているのですが、ともかく1日6gはおろか、10g以内の達成も難しそうです。

 その原因は基本的には料理の知識があまりないため、料理補助食品を使ったり、味を濃くして食べやすいようにしてしまうという部分にあるようです。

 ちなみにしょうゆの塩分量はソースやケチャップの3〜5倍あるみたいです。冬場になって味噌汁を飲む機会が増えていますが、赤みそは白みその1.5倍の塩分量。次回味噌を買うときは減塩味噌か白味噌を買おうと思います。

 ポン酢は少ないと思っていたのですが、しょうゆの半分程度は入っているようです。つまり私は湯豆腐等が好きなのですが、いい気になってジャブジャブかけているとしょうゆと同じということになります。

 しかしまともに減塩食を目指そうとしたら、先ず外食は不可です。だいたい定食類は1食で4〜8gぐらい塩分が含まれています。意表を突かれたのは八宝菜定食。

 野菜が多いので体に良さそうと思っていたのですが、今参考にしている塩分表にはなんと7.6gと書かれています。ファミレスでこれにしょっぱいスープをつけて、なんて考えると、血圧が上がるのは当たり前だと思えてきます。

 だからといって食べないわけにもいかず、最終的に行きつくのは病院食?実に厳しい。困ったもんだなと先ほど本屋さんに行って何気なく健康関連のコーナーを見ていたら、以下のような雑誌があり、内容を見たら今まさしく私がいろいろ考えていることを手際よくまとめた内容だったので、思わず買ってしまいました。

 血管内皮細胞や動脈硬化、その結果として起きる脳梗塞等が具体的な体験談に基づいて書かれています。勉強になりそうです。



心電図で左心肥大が判明


高血圧の基礎


表紙に戻る