血圧と病気になる確率

2019.4.15

 一か月ぶりの久しぶりの更新です。この間、私の手首の骨折はほぼ完治。無理に曲げると痛みを感じたりはしますが、転んで激しく手をついて手首に負担がかかるようなことがなければ、日常生活では全く問題なしです。

 また血圧のほうも、時折急に高くなる時がありますが、数時間後には下がってくるので、一時的な現象だなと判断しています。

 現在の平均の血圧は135/85ぐらいで、最近の血圧関連ニュースによれば、新しい基準値がこのぐらいの数値に設定されるようです。ということは私の場合は降圧剤を服用して現状でギリギリセーフということになりそう。

 それにしても、こういった基準値の考えかたというのには、どうも納得がいきません。年齢や体形、体重、体質、性格等、個人差は大きいと思うのですが、それをすべて一つの数値で判断するというのはどうなんだろう?という気がします。

 また、例えば今の私の血圧の平均は135/85ぐらいですが、これが常時150/90ぐらいになった時、何らかの病気になる確率がどのくらい上昇するのかということがよくわかりません。

 血圧が高いと、こういった病気のリスクが増えるという記述はネットでも多数見られますが、ではどのくらい増えるのかというような統計的数値まで示しているページは少ない気がします。

 その意味では、こうも高血圧の定義の数値がどんどん変化(低下)する理由として、本当の意味で高血圧患者の人の病気へのリスクが、統計学的に確立されていないのではという気もします。

 だったら人間の血圧が年齢とともに上がるのは老化として自然だと考えて、降圧剤を服用しなくてもいいのでは、という気もするのですが、やはり数々のネットの情報を読むと、「やっぱり高いとちょっと心配だな」という気になります。

 実際私もクモ膜下出血を経験して、その遠因が当時の高血圧にあったかもということを指摘されていますから、今も血圧が上がりすぎないように意識しないといけないなとは思っています。

 ちなみに世の中には血圧が高いのに、体調に異常を感じずそのまま放置している方も大勢いるようです。その方たちは、そのまま素直に一生を終える人と、ある日突然、高血圧が原因となって何らかの病気を発症という人もいるはず。

 結局確率の問題かあという気もしますが、この確率を少しでも下げるために血圧を下げる必要があると言われれば、「やっぱりそんなもんかなあ」という気がして、結局堂々巡りです。





突然の血圧上昇


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