手術前後の変化

2019.9.10

 3年前のクモ膜下出血の手術を経てから血圧が下降。それまでは降圧剤を服用していても150/90なんて言う数字がちょくちょく表れていましたが、手術入院後は平均が140/80ぐらいに低下。

 ではこの手術前後で私の生活環境の何が変わったのか。手術そのものは緊急入院後すぐに行われたようですが、この間の記憶は全くなし。

 集中治療室と思われるベッドで目覚めたのが手術後3日ぐらいたってから?この辺りの記憶もあいまい。その後一般病床に移動しましたが、隣のおじいちゃんのいびきが大きく寝られない。

 大病の後なんだからと思い個室に移動。ここで一か月ぐらい、初期のリハビリを行いつつ療養生活。当初はベッドから起き上がるのも一苦労で、リハビリ室へは車いすで移動。

 その後歩行器、さらに自力でゆっくり歩いて移動。その頃に手術を行った大学病院からは、危機は脱して、あとはリハビリで体力をつけるだけだからと言われ、転院するようにさりげなく説得されました。

 というわけで息子に転院先の候補になりそうな病院を見てきてもらい、「良さそうだ」ということで転院を決定。転院先の病院でも個室を希望しました。

 その病院で高次脳機能障害を克服するための様々なリハビリを一か月半ぐらい。という経過を経て帰宅したわけですが、その後自宅で血圧を測ると妙に低い。

 この間に体や生活習慣で変わったこと、若しくは意識的に変えたことは以下の通り。

・ 健全な病院食になったせいか、体重が入院前の62kgから56kgぐらいまで減少。現在は57kgぐらい。身長が172cmありますから、健康診断ではやせ気味と指摘されますが、体が軽くなったという印象アリ。

・ 数か月の病院暮らしを契機に断酒。それまでは毎晩日本酒で2〜3合程度を飲んでいましたが、手術を契機にこの3年間アルコールは1滴も飲んでいません。

 我ながらよくやめられたもんだと思っていますが、そのせいで血液検査の肝臓関連の数値も改善しました。

・ 朝食前にリハビリ病院で教えられた簡単なストレッチを実行。20分ほどで完結できるものですが、今も何とか続いています。

・ 朝食後に果物を摂取。手術前はほとんど果物を食べていませんでした。今は季節によって、リンゴ、ミカン、バナナを主として、ブドウ、スイカ、パイナップル等を毎食後必ず食べるようにしています。

・ 天気の良い日にウォーキング。気合を入れて歩くぞ、というようなことはなく、付近を散歩する程度。ただ今年の夏は猛暑で敬遠気味です。

・ その分の運動不足を補おうと市民農園で畑を借りて農作業。無農薬で作っていますので、体にも良いのではと思っています。

 というようなことをていたら、この3年間の間に徐々に血圧がさらに低下。一番影響が大きかったのは、断酒と果物摂取による体重減少かなと思っています。

 



降圧剤服用の必要性


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